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戦国時代の本 書評 レビュー

  信長と秀吉と家康
黄金の日日
豊臣秀吉 〜物語と史蹟をたずねて
豊臣秀長 〜ある補佐役の生涯 (上)(下)
 

 

信長と秀吉と家康

池波正太郎(著) 1992 PHP文庫

天下統一を成し遂げた三人の英雄たちを時代の流れに沿って描く。 もともと年少の読者向けにかかれたものだということで、記述は平易でわかりやすい。 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康とつながる全体の流れや数々の合戦の要旨をつかみたい方におすすめ。
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黄金の日日

城山三郎(著) 1982 新潮文庫

織田信長、豊臣秀吉が隆盛を極める中、一方堺では今井宋久、千利休らが南蛮貿易によって巨万の富を得ていた。 その今井家の小僧、助左衛門の生涯をえがいた本。 彼は権力になびかず、自らの判断で貿易をし、巨万の富を築いていく。 NHK大河ドラマにもなったのでご存知の方も多いかと思うが、彼は晩年、ルソン島(フィリピン)に移り住み、 呂宋(ルソン)助左衛門として成功する。

ただし、これは原作のあとがきに書いてあるのだが、NHKと城山三郎さんが「黄金の日日」の執筆、制作に入ったとき、小説とドラマは別のものにしようという合意でスタートしたそうで、原作とドラマとは、違う部分がかなりある。特に美緒と助左との関係など。ただ、史実にはほとんど残っていない人物の物語だけに、どちらも楽しめる。 問題は、読んでから観るか、観てから読むかである。(笑)

城山三郎(著) 1982 新潮文庫

黄金の日日 DVD 完全版(前編)

黄金の日日 DVD 完全版(後編)
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豊臣秀吉 〜物語と史蹟をたずねて

嶋岡晨(著) 1995 成美文庫

戦国の乱世、一回の水呑み百姓から天下人まで登りつめた豊臣秀吉(羽柴藤吉郎秀吉)を描いた作品は数あれど、 本書は関連する史蹟を解説しながら楽しく読める。 しかも現代の住所アクセス方法も書いてあるので、旅行のお供にもってこい。 豊臣秀吉と史跡を訪ねる旅なんていかがでしょう。
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豊臣秀長 〜ある補佐役の生涯 (上)(下)

堺屋太一(著) 1993 文春文庫

戦国武将といえば、豊臣秀吉らトップに立った人物が注目されることが多いが、 本書はその秀吉の弟、秀長にフォーカスを当てた作品。 ナンバー2であることに誇りを持ちつつ、それを誇示しない秀長の人間性に学ぶところは多い。 現代の組織の中の人間関係を見つめる上でも貴重な一冊ではなかろうか。
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Date Last Updated: February 25, 2010